悩み解決!

中小企業の経営者が抱える悩みを、同友会の活動を通して問題解決した例をご紹介いたします。

<業績不振>

【売上をどう伸ばせばよいのか?】

10年前に独立し、従業員が22名の製造業のA社。
技術・製造担当者がほとんどで、営業担当者はおりません。
そんなA社のA社長は、3年前から年々業績が下がっており、どのように立て直すべきかを、悩んでいました。
そんな時に得意先から大阪同友会を進められ、入会しました。
ある日、同友会会員である異業種の仲間に相談したところ、指摘されたのは業績不振の原因は、社長だけが営業をしていて、営業担当者がいないことではないかと言われました。
しかし、現状では営業の専任者を選出することは難しく、まずは自社のホームページの見直しをすることにしました。
ホームページをリニューアルし、半年経った頃から問い合わせが来るようになり、仕事の依頼が徐々に増えてきました。
それから1年後には、製造担当者が営業を専任するようになりました。現場を把握している営業だから、お客様との打合せもスムーズで、安心してもらうことができ、少しづつ業績がアップしています。

<販路拡大>

【いい製品を作ったはずなのに売れない。】

中小企業の経営者です。
大阪同友会の会員になって、8年目のB社のB社長は、創業52年で社員56名の製造メーカーを経営しています。
昔から決まった業種の得意先に対して、製品を卸しています。
新規の飛び込みなどは、ルート営業中に行っていますが、なかなか新規獲得ができない毎日。
そんななか、2年前に商品開発部と一緒に、お客様の声を反映した素晴らしい製品を開発することができました。
しかし、この自信作である製品は、1ヶ月に僅かしか受注がなく、なかなか売れずに頭を悩ませていました。
B社長は同友会の全国行事に、できるだけ積極的に参加しており、全国にも仲間が増えていました。
ある日、他県の同友会会員の方から連絡がありました。その方の会社は、B社が今までまったく縁のなかった業種でしたが、あの自信作である製品を大量に仕入れたいという話しでした。
これまでの顧客とはまったく違う販路からの受注は、B社にとっては思わず舞い込んだチャンスでした。
それから毎月、コンスタントに注文が入るようになりました。
他県の同友会会員とのつながりから生まれた仕事に、感謝しています。

<人材確保・育成>

【若手の人材確保が必要なのに採用していない。】

C社は、建築関係の会社を20年営んでいます。
創業者であるC社長は、大阪同友会に入会して12年になります。
3年前から、新入社員の獲得の難しさに加え、若手社員が長く続かないということで悩んでいました。
C社長が参加したある同友会の支部例会の報告で、経営指針確立・実践セミナーに参加し、経営理念を作って、社員との接し方や考え方が変わったことを聞きました。
もしかしたら自社に足りないのは、理念を社員と共有していないことではないかと思い、すぐ経営指針確立・実践セミナーに参加することにし、多くの学びを得ることができました。
これまで、同友会に入会して、例会に参加するのみで、こんなに経営に役立つ活動をしているとは思っていませんでした。
経営指針書(経営計画書)をつくることで、社員と共に会社のビジョンや方針を考えることができました。そしてビジョンを実現するために、求人の必要性を感じ、同友会で行われている共同求人活動にはじめて参加したところ、新入社員を獲得することができました。
新人社員が入社後は、同友会で実施している合同入社式と新入社員研修にも参加し、自社だけではできない内容に、満足しています。

<コスト削減>

【根本的にやるべきことがいまいち見えない。】

食品関係のD社は、12年目の会社です。2年前のこと、D社長は売上は増えているのに、利益が出ていないことに、何が原因なのかがわからず悩んでいました。
そんなある日、同友会の会員同士で決算書を見せる機会がありました。その際ベテランの経営者である方から、無駄な固定費、車輌リースなどについて指摘されました。
そして、すべての経費を見直すことを進められ、まずは社員の不満や悩みを吸い上げるしくみをつくるようアドバイスしてもらいました。
経費に関しては、顧問税理士に相談をし、結果大幅な経費削減に繋がりました。
経費削減の取り組みを始めて、1年後の決算には利益を出すことができました。
最初は決算書を他社の方に見せることに、かなり抵抗がありましたが、色んな業種の方たちが違う視点で、指摘をしてもらえたことに、今では感謝しています。
それからは、社外取締役のような存在になっていただいているようです。

<新規事業展開>

【自社業態の将来性に不安を感じている。】

印刷関連業を営んでいるE社のE専務は、同友会の仲間数人で、月1回行われている小グループ活動に参加しました。
そこで、現在の業態の将来性について話し合っていたとき、自社の今後においての危機感を感じ、大きな不安を抱えてしまいました。
小グループ活動では、自社で今何ができるのかを、自社のことだけでなく、参加している会社の今後のことも真剣に考えます。
そして、新規事業のアイデアを持ち寄り、意見やアドバイスなどを出し合います。E社に対しても、色んな意見や質問が飛び交いました。
そのことがきっかけとなり、1年後に今までとは違う新規事業の立ち上げをすることができ、実践することになりました。
この活動に参加したE社を含みむ3社は、それぞれ新規事業を第二の柱として、経営しています。
異業種からの意見は、まったく違う視点でアドバイスなどしてもらえ、ありがたい気持ちでいっぱいのようです。

<資金繰り>

【売上減少で毎月の借入返済がきびしい。】

卸業のF社は、45年続けてきた会社の資金繰りに困っており、廃業することを考えていました。
借入金はリスケをしているため、借入金の元本はまったく減らない状況でした。
そんなときに知り合いの経営者に、同友会に誘われます。
まずは、大阪の経営者が約1000名が集結するという全大阪経営研究集会に何かが変わるきっかけになるかもという想いもあり、参加することにしました。
分科会での話しは、偶然にも今のF社長と同じような境遇の方で、同友会の学びを実践し立ち直らせた話しを聞くことができました。
すぐに、報告で聞いた内容をより詳細に聞きたいという思いで、報告者にアポを取り、後日相談しに行きました。
銀行取引強化の方法や現状の資金を確保する方法や借換えのアドバイスを受けることができました。
そして、経営指針書(計画書)をつくり、資金確保の計画が立ち、戦略的な経営を行える可能性が出てきており、廃業することなく、前向きに仕事を続けることができています。

<事業連携活動>

【自社単独では実現が困難な事業領域へ。】

製造業のG社は、あるメーカーの下請け受注が90%の会社ですが、技術力に定評があります。
いつかは自社製品をつくり売りたいという思いを持っていましたが、何をつくれば良いのかがわかりません。
販売業のH社は、生活者からの声を聞き、商材を仕入れたり、需要はあるけど商品がないものに関しては、商品企画を行い、商品化をさせて、ネット通販を行っています。
商品を作ってくれる業者を探し依頼をするのですが、なかなか思い通りにいかないことも多くあるようです。
そんな二社が、同友会の例会で同じテーブル席になりました。
テーブル討論で、会社の課題についての話しをするなか、技術をもってるG社とニーズがわかり販売チャネルがあるH社は、互いに魅力を感じ取ります。
後日、H社がある商品開発について相談したいということで、打ち合わせをすることになりました。
それから話しが進み、世にない商品づくりに成功しました。
二社は連携をし、その商品のブランドを立ち上げ、これから世界に向けて、販売することを計画中のようです。

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